ご無沙汰しております。商学部2年の都倉です。梅雨真っ只中、じめじめとした天気が続き、なかなか気分が上がらない方も多いのではないでしょうか。僕も昔から梅雨は苦手ですが、この梅雨がなければ大好きなお米も育たないので我慢しています。梅雨明けのカラッと晴れ上がった空を楽しみにして頑張りましょう。

前回の部員日誌でチャーハン作りにハマっていると書いたところ、渡辺先輩から就活を少しお手伝いしたお礼に中華鍋とお玉をいただきました。ずっと欲しかったものなので、とても嬉しかったです。渡辺先輩ありがとうございます。頂いた次の日に早速空焼きと油慣らしをしてガンガン使わせていただいています。最高の中華鍋に育てていく所存です。私がチャーハンの鬼になる日も近いでしょう。

話は変わりますが、先日行われました東京都学生の振り返りをしたいと思います。塾柔道部は初戦で明治大と対戦しました。僕自身は中堅で出場し、神垣選手と対戦しました。内容はボロボロの一本負け。技術も勿論劣っていましたが、それ以前の問題だったと思います。日頃の練習やトレーニング、私生活の甘さが全て出たような試合でした。久々に落ち込みました。組手の雑さ、不用意な単発技の連発、圧力の掛け方の下手さなど悪いところが全て出ました。また、格上の選手と対戦する時になくてはならない気迫も欠けていました。こうした有り余るほどの反省点を少しでも潰して約二週間後の東京都ジュニアに望みたいと思います。また、来週に開催される予定だった全日本学生団体は秋ごろに延期されました。組み合わせはすでに決まっており、初戦から気が抜けない相手です。この延期をチャンスと捉え、大物食いができるように今から準備していきたいと思います。

敗戦後、柔道関連の動画を漁っていると寝技への興味が再燃してきました。小学校の時は京大柔道部出身の先生に教えていただいていたこともあり、寝技が大得意で、試合の半分くらいは寝技で勝っていたのですが、カテゴリーが上がるにつれて寝技での勝ちがどんどん少なくなってきています。柏崎克彦さんや田所勇二さんなど柔道界で名を馳せてきた寝技師の動画も好きですが、年代的に動画が少ないということもあり最近は専ら柔術の動画を鑑賞しています。柔術というか寝技の魅力は、ハマればかなりの実力差・体格差がある相手にも勝てるというところにあると思います。また、立技よりも論理的な部分が大きいのも面白いところかもしれません。堤先輩や澁沢先輩、中野先輩は柔術をうまく柔道に取り入れられ、寝技を勝ちパターンにされています。(御三方とも寝技だけでなく立技も抜群ですが)僕も、なんとか柔術の技術を習得して、柔道の幅を広げたいと思います。

またまた話は変わりますが、最近高級ホテルや旅館、リゾートなどを検索するのにハマっています。もともと旅行が好きということもありますが、色々なコンセプトを持って作られた建物や部屋を見るのがとても楽しいです。また、それぞれのホテルのサービスへのこだわりや開業秘話などもとても面白いです。国内で注目しているというか宿泊してみたいのは、ありきたりではありますが、やはり星野リゾートです。どの建物も部屋もとても素敵で細部にまでこだわりを感じます。本部ではなく、現場の従業員が主となってコンセプトを決定しているため、宿ごとに全く趣が異なるのも魅力です。オンリーワンの非日常体験を提供することでその地位を確固たるものにしている星野リゾートですが、その経営手法は学術論文をベースにしているというのがとても意外です。慶應大学経済学部出身の星野佳路社長は、センスや感覚による経営ではなく、大量の学術論文を読みそこから得た知見をもとに経営方針を決定しているようです。最近も倒産確率を社員にアナウンスするなどして話題になっていますが、このコロナ渦においてもマイクロツーリズムを推進するなどしてホテルの稼働率を95%にまで回復させた経営手腕は本物だと思います。僕が星野リゾートで特に素敵だと思うのが、嵐山にある「星のや京都」です。書ききれないので詳しくは書きませんが、かの有名な渡月橋の桟橋から専用の送迎船でアクセスする空間はまさに非日常そのもので、いつ訪れても極上の時間を過ごすことができると思います。
海外では「アマンマジック」(あまりの素晴らしさにチェックアウトの際に次の予約をしてしまう)で有名なアマンリゾーツに興味があります。こちらはもともとエイドリアン・ゼッカー氏がプーケットのココナッツ農場のあまりの美しさに感動して別荘を建てたことが始まりのリゾートです。自らが不在時の別荘の管理が煩わしかったことから、敷地内にヴィラを70棟近く建築し、リゾートとして運営を始めたのです。アマンリゾーツは悪すぎるアクセス、贅沢すぎるスペース、相場の十倍以上の料金と当時のホテルの常識を覆すコンセプトで大ヒットしました。その後一旦会社を乗っ取られるなどの紆余曲折を経て、世界でも有数の高級ホテルとしての地位を確固たるものとしました。アマンリゾーツでは、インドのアマンバグに興味があります。星のやもアマンも学生の身分の私には身の丈に合わない贅沢ですので、しばらくは写真や滞在記を見て妄想を膨らませるだけになりそうです。皆様も是非、調べて見てください。また、もし滞在されましたら是非ご感想を教えてください!

一向に進まない英語での論文作成から現実逃避していると長文になってしまいました。それでは現実と向き合ってきます。これからますます暑くなってまいりますのでくれぐれもご自愛ください。

おわり。