失礼致します。甚だ僭越ながら自己紹介させて頂きます。私本年度慶應義塾體育會柔道部並びに慶應義塾大学経済学部1年の小林謙太(こばやしけんた)と申します。以後よろしくお願いいたします。出身校は慶應義塾高校で、出身地は神奈川県横浜市です。私の住む磯子区は古くからのお店が軒を並べており、とても静かで落ち着いた街です。はっきり言って田舎です。

自己紹介ということで少し私の経歴について話させていただきます。私は小学校一年生の時に野球を始めました。私は幼稚園の頃から野球に興味を持っており、新聞紙を丸めて球を作り、よく兄と家でキャッチボールをしていたことを今でも覚えております。私の小学校時の将来の夢はプロ野球選手になることでした。小学校時代は野球に熱中しており、練習後は必ずユニホームが泥だらけになっていました。中学校に入学し、私はもちろん野球部に入部しました。中学一年生の時は先輩方に追いつこうと必死に努力しました。しかし先輩方が引退した後、試合に勝つことがほとんどできず、野球への熱意が薄れてしまいました。そして、中学校最後の試合は5回コールドゲームという結果で完敗し幕を閉じました。

そこからは勉強に熱心に取り組み、なんとか一般入試で慶應義塾高校に入学することができました。私は高校で野球を続けるか、それとも他のスポーツを新しく始めるか悩んでいたところ、友人に柔道部を紹介され興味本位で体験に行きました。すると、鏑木先生から「なんでお前は柔道を始めたいんだ?」と尋ねられ、咄嗟に「厳しい環境に身を置きたいからです」と答えてしまい、そのまま入部させていただくことになりました。鏑木先生をはじめ、先輩方や同期達に柔道を一から教えていただきました。鏑木先生には柔道の技術だけでなく、礼儀作法もご指導いただきました。自ら率先して動くこと、相手に対し常に敬意を持つこと。高校3年間で培ったこれらの精神は、一生ものであると思います。高校時代はほとんどの大会で一回戦負けという無念な結果しか残せていません。また、団体戦メンバーに入ることができずとても悔しい思いをしました。鏑木先生にいただいた「初心を忘れるな」という言葉を胸に刻み、大学ではチームに貢献できるよう日々精進して参ります。

ところで話は変わりますが、実は、私は高校時代ジョンと呼ばれておりました。私がジョンレノというYouTuberに似ているためこのようなあだ名がつきました。高校では親しい友達や友達ではない人にもジョンと呼ばれていました。おそらく半分くらいの人は私の本名を知らないと思います。高校で慣れ親しんだこのあだ名が大学では呼ばれなくなってしまうと少し寂しいです。気軽にジョンとお声掛けください。

大変拙い文章で申し訳ございません。今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。