失礼致します。甚だ僭越ながら自己紹介させて頂きます。私、今年度慶應義塾體育會柔道部にマネージャーとして入部させて頂きました、法学部政治学科1年の猪熊彩(いのくまあや)と申します。以後、宜しくお願い致します。

横浜市で生まれ育ちました。出身校は東洋英和女学院という学校で、高校では軽音部に所属していました。

自己紹介ということで、今回は私がマネージャーとして入部させていただくことになった経緯をお話しします。私と柔道を繋ぐものは、祖父の存在です。私の祖父は、1964年に開催された東京オリンピック柔道重量級において、金メダルを獲得しました。私が小さい頃からこの事は知っており、父も柔道の経験があったのですが、勧められることは一度もなく、柔道に関わると言えば、自宅で試合を観戦することくらいでした。

受験生時代は将来について深く考えるわけでもなく、慶應法学部に合格したいという思いで一般受験に向けて毎日を過ごしていました。そして大学受験を終え、改めて自分の人生について考えるようになったとき、祖父が情熱を注いだ柔道とはどんなものなのか、ということを知りたくなり、何らかの形で柔道に関わりたい、と強く思うようになりました。2020東京オリンピックの開催が決定したことも理由にあります。そして大学生となり、履修した柔道の授業でマネージャーの先輩方にお誘いを受け、練習を見学させていただいた後、入部を決めました。

まだマネージャーになって日が浅いですが、部員の皆さまが暖かく受け入れてくださり、本当に感謝しています。

今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。