おはようございます。法学部4年の杉村晃希です。7月に入り、私にとって学生最後の夏が始まりました。早慶戦において有終の美を飾ることができるよう、これからはより柔道に力を注いでいきたいと思います。今後とも応援の程宜しくお願い致します。

話は変わりまして、私も小野同様、就職活動についてお話させて頂きたいと思います。(一体験談として流して頂けると幸いです。)

まずは就職活動を終えて感じたことについて述べさせて頂きます。
就職活動とは、テレビゲームと同じく、単なるゲームである。ゲームが強いから偉いのではなく、ゲームが強いからこの先の人生が豊かになるのではない。やりたくなければやらなくていいし、やるなら勝つ方が面白い。
これは社会に出ていないポンコツ学生の考えであり、異論は幅広く受け付けております。

しかし、長い目で見た時に、就職活動とはある1時点に過ぎず、これから先の行動によって人の人生は大きく変わりうると私は思っております。だからこそ、そこまで重く捉える必要はないと1つ下の学生には伝えたいです。私は非常に負けず嫌いで、どんなゲームであっても負けたくない人間なので、本気でやるべきだと考えていますが。

それでは、どういうゲームであるのか。私は「伝え方」が9割を占めるゲームだと思っています。「伝え方が9割」という書籍を読んだことはありませんが、本当にその通りです。どんな経験をしたのかを上手く話すことができる人が面接を突破することができると考えております。それでは「伝え方」にはどんな要素があるのか。他の学生の体験談を聞いた上で感じたことは3つあります。1つ目に、引き出しの多さ。誰しも20年以上の人生の中で、本当に様々なことを経験していると思います。面接官に自分自身を知ってもらう上で、どの内容を伝えるべきなのかを瞬時で判断し、上手く話すことができる学生は非常に強いです。2つ目に、表情。カチコチに固まった人よりも笑顔が多い学生の方がウケは格段に良いです。3つ目に、嘘を事実にする力。全てを嘘で固めるのではなく、ポイントポイントで必要な嘘をつける学生は賢いです。
偉そうに書き出してみましたが、就活初期において私は3つの要素全てが欠落しており、その分周囲の学生より非常に苦労したと感じております。小野の部員日誌を読んでいただけると分かると思いますが、私はロジックと熱意のみで押し切ることしかできませんでした。結果、数社から内々定を頂くことができ、満足のいく形で就職活動を終えることができ、ホッとしていますが、伝え方は非常に難しいと痛感しております。

とは言っても、伝え方の部分で何も対策をせず臨んだのではなく、OB訪問や面接練習を通して、社会人の人たちと話をする練習はたくさん積みました。恐らく、同期の中で1番面接練習とOB訪問はしていたと思います。(ここの数は全く関係ないと思うので、気にしないでください。)その中で、下手なりに伝え方は上達したと思いますし、最後の最後で結果を出すことができたのも、諦めずに対策し続けたからだと思っております。

先ほど、他の学生の体験談を聞いた上でと書きましたが、これらは同期の須永、森井、依田の体験談から考えたものです。この3人は、上記の内容を意識せずともできる、いわば天才型のタイプなので、感覚的なアドバイスになるかもしれませんが、是非話を聞くべきだと思います。商社は小野。インフラは飯田。メーカーは衣笠。理系は石川。色んな人に相談してみてください。面白いお話が聞けると思います。

主将なのに。周囲の学生は内定を持っているのに。

そんな考えでメンタルをすり減らしていた過去の私に、上記の内容を伝えたいという想いは強く、一つ下の学生には気楽に全力で頑張ってほしいです。特に同部屋の後輩には頑張ってほしいです。頑張れ、細谷。

偉そうに書きましたが、僕が最終面接で合格できたのは運だとおもっています。日々徳を積みましょう。
まずは信号無視をしないところから。
と依田が言っていました。その通りだと思います。

恐らく同期で1番柔道部の先輩方に面倒を見て頂きました。改めまして御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

今後ともご指導ご鞭撻の程宜しくお願い致します。