更新が遅れて申し訳ありません。1年の利國です。

昨日年内最後の稽古を終え、先ほど年内最後の授業を受け終わり、ひと段落着いております。

中学・高校でもそうでしたが、進学して1年目というのは、毎日新しい何かを発見したり、誰かと出会ったりの繰り返しであり、良くも悪くも様々な刺激を受けるものです。そういう意味では今年はあっという間というよりは、濃く、長い一年でした。

そんな2012年も、残すところあと4日となりました。自分は明後日29日に実家に帰る予定ですが、なかには年末に帰省されない方もいらっしゃると思います。しかし、「年末ぐらいは家族揃って新年を迎えよう」という父親の意向で、しぶしぶというわけではありませんが高松に里帰りするのであります。これはやはり、24歳、27歳の兄二人も例外ではありません。

ここで、「家族」ということばについて少し考えてみました。まずは定義から。

家:人間やその他生き物が居住する固定式あるいは移動式の建物、また親族団体。家屋。家庭。

族:同一の血統を持ち、上に長をおいて群居する集団。(wikipedia参照)

次に英語を当ててみます。

家→home,house,family

族→tribe,race,group,kind,party,family

こんなものでしょうか。ここで、少し調べを進めてみると、「族」には’band’という訳もありました。bandは他動詞では団結させる、自動詞として使うならば団結する・集まるという意味があります。また日常会話では、楽曲を演奏する集団のことを「バンド」といって使ったりします。

このように、「家族」という熟語を自分なりに解釈しながら父親の考えを勝手に推測してみます。

普段は別々に暮らしていても、同じ屋根の下に集って自分の居場所を再認識したり、同じ血を分ける者同士の安否や近況を確認しあう時間が必要であり、それが出来る唯一の存在が「家族」である。

といった具合でしょうか。

これまで「友達とわいわいいいながら年を越したい」とか、「彼女と二人で新年を迎えたい」などと兄弟で愚痴をこぼしたこともありますが、家族と過ごす時間がどんどん短くなってゆく中で年末年始こそ一家が集まるいい機会ですので、1月6日までの一週間あまりを実家で有意義に過ごしたいです。