お久しぶりです。主将の大前です。

早くも2回目が回ってきて戸惑っています。慶大柔道部について知ってもらおうと始めたこの部員日誌ですが、意外にも好評で嬉しく思います。また、部員同士のコミュニケーションの手段にもなっており、部員の新たな一面を見ることができるなど、やってよかったなと感じています。

さて前回部員日誌を書いてから、もう1ヶ月半ほど経ちました。その間大学は夏休みで、部活に集中し追い込むことができました。そんな夏休みももう残り数日です。はい、大学の夏休みはとても長いです。

今回の夏休みは僕にとって学生生活最後の夏休みです。長い夏休みの暑い日々を、道着を着て汗まみれになって過ごすことはもうありません。それを思うと、嬉しいような、さびしいような複雑な気持ちです。でも、正直嬉しさのほうが強いです。ごめんなさい。しかしながら、この4年間部活に懸けて過ごしてきた夏はこれから何度も思い出すだろうと思います。

冷房の効いた部屋で先輩に布団を奪われて凍えたことも、何故かすね毛を全てありんこの状態にされ泣く泣く除毛したことも、せっかくの海外遠征で体調を崩し半分以上ベットで過ごしたことも、忘れることはないと思います。

そして、主将として過ごした今年の夏は、今までで一番熱い夏で、最も思い出の詰まった夏になりました。

これらの柔道に打ち込んだ夏の思い出は、来年からの、長い夏の暑い日々を、スーツを着て汗まみれになって働く上で役に立つと思います。

僕たちの代もあと2ヶ月で引退です。残された日々を全力で駆け抜けます。