失礼いたします。私本年度慶應義塾體育會柔道部並びに、慶應義塾大学環境情報学部1年の陶竜熙(とうりゅうき)と申します。出身地は神奈川県横浜市で、生粋のハマっ子でもあります。

慶應生としての生活が始まって早くも1ヶ月が経とうとしていますが、今のところ充実した生活が送れています。というのも、私はこれまで「横浜のチベット」と呼ばれる桐蔭学園で幼、小、中、高とのびのび過ごして参りました。そのおかげか、世間から「田舎」と揶揄されてしまう湘南藤沢キャンパスでの生活にも馴染み、時折香ってくる香ばしい土の匂いにもどこか懐かしさを感じます。この心持ちが今後4年間でどう変わってくるか楽しみです。

今申し上げたように、私は小さい頃から桐蔭学園という環境に身を置き、今では自身の「学びの原点」とも言える存在になりましたが、奇しくも私の柔道人生においても、桐蔭学園は原点なのです。柔道とは1ミリも無縁の家庭で生まれ育った私は、半年間で2度も顎を縫うというクレイジーな子供でした。そんな私を見た両親がどうにかして怪我をさせないようにしようと柔道を学ばせることを決心、様々な名門道場を調べた末に門を叩いたのが、後の恩師でもある桐蔭学園の鈴木寛人先生、田中昌也先生が開かれていた道場だったのです。最初は柔道のただならぬ雰囲気に泣きながら練習に向かっていましたが、次第にその雰囲気が病みつきになり、気づけば14年間も続け自分の人生の一部となっていました。高校では不運にも怪我に悩まされましたが、大学では自分の柔道の完成形を追求したいです。

そんな私の大学での目標は、選手としてのさらなる成長はもちろんのこと、主務をはじめとしたマネジメントの分野での部への貢献も考えております。先ほども申し上げた通り、高校時代、怪我に悩まされ第一線を退いていた私は、選手のサポートを通じて組織を下支えする存在の重要性を痛感しました。そしていつしか柔道の選手として成長したいと思うと同時に、一人の人間として組織に貢献できる人間になりたいと思うようになりました。幸運にも體育會柔道部ではマネージャーの方々を始め、マネジメント部門の体制が構築されており、自分の想いをぶつけられる空間です。自分の目標は非常に欲張りではありますが、実現させるからには粉骨砕身の思いで取り組みたいと思っております。

拙い文章で申し訳ありません。やはり文章を書くというのは難しいことです。これからの4年間で柔道、学業はもちろんのこと、先輩方のような魅力的な文章を書けるようになり、たとえ本日のようにパソコンが壊れて、その日のうちに部員日誌を一から書き直す羽目になったとしても全く動じない強靭なハートが持てるよう、より一層精進して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。